Works|演奏作品
Heterogenesis
for clarinet and vibraphone
作品について
Heterogenesis(≒Metagenesis, Xenogenesis)とは、生活環において2つ以上の形態をとること・世代交代(生物学)、異なる過程によって同じ岩石が形成されること(岩石学)、目的をもった活動においてその過程で目的が絶えず変化していくこと(=Heterogenesis of ends, 心理学)である。この作品では夏の間での爆発的な無性生殖、それ以外の季節でのゆったりとした有性生殖という2つの生殖の形態をもつアブラムシ(アリマキ)を取り上げた。アリマキはアリに食料を供給し、アリはアリマキの世話をすることで共存していることが知られている。
言葉のもつ意味とアブラムシの生態にちなみ、テンポなしによって進行する部分と、二人の奏者が異なるテンポをもつ部分が交互に現れるという特殊な方法をとった。異なるものを奏しながらも支え合い、お互いの音を聞きながらの楽器を経由したコミュニケーションをお楽しみいただきたい。
編成
- Clarinet
- Vibraphone
初演情報
- 演奏会
- 第1回作品展
- 初演日時
- 2022年11月11日
- 演奏者
- Clarinet:石田理雄
- Vibraphone:村瀬芽生
- Conductor:中村陽太